1.サイコ・エデュケーション

子どもさんの心の発達には,親御さんの提供される支えと導き,そしてご両親お二人の手をつながれる姿が大切な役割を果たします。またご家族のコミュニケーションには,私たちが自覚している以上に,無意識の考えや感情が含まれているものです。子どもさんの心の発達に問題が生じている場合,子どもさんの表現される言葉や行動には,子どもさん自身も気づいていない深層心理が作用しています。したがって親として子どもさんを援助するには,子どもさんの気持を正確に理解して対応されることが大切です。そのために必要な知識を系統的に提供します。それがサイコ・エデュケーションです。

1 乳幼児期子育てサイコ・エデュケーション

乳幼児期の子どもさんの心を理解するために必要な系統的な知識を産婦人科専門医と共同して提供します
計10回
2 思春期子育てサイコ・エデュケーション

不登校・家庭内暴力・ひきこもり,強迫性障害,恐怖性障害,感情障害,自傷行為,自殺願望など,子どもさんの示されるさまざまな症状の意味を理解して,子どもさんが自信を回復して再び前向きに歩まれるように導くことのできる親としての対応に役立つ系統的な知識を提供します。
計10回
3 摂食障害サイコ・エデュケーション

摂食障害を病む子どもさんの食行動は,子ども返りしていて,食べ物は母親の愛情や,父親の愛情と等価になっています。その心を理解して,子どもさんが幸せな一生を作り上げていけるのだという自信をもてるようになる援助にに必要な系統的な知識を提供します。
計10回


2.親ガイダンス

親ガイダンスでは,子どもさんとのやり取りから,親御さんがショックを感じられた事や,子どもさんの気持ちをどう理解すべきか戸惑われた事について,親御さんに話していただきます。そのお話から,子どもさんの気持を理解します。次に,親御さんに求められる,子どもさんへの対応について具体的に助言させていただきます。ご両親が助言を参考にして,子どもさんに対応された事についてお話いただきます。それに対して再び助言いたします。このような繰り返しを積み重ねることによって,子どもさんの将来についての見通しは次第に開かれて行くでしょう。

1 両親ガイダンス

治療初期には短時間に親子関係のある部分を修正する必要があります。そのような場合には,ご両親に毎週1回親ガイダンスを提供します。
2 グループ親ガイダンス

治療初期の混乱がおさまり,ある程度穏やかな家庭生活が営めるようになった後に,6−8人の親御さんのグループに入っていただきます。そして,ご自分以外の,親子関係のむずかしさを知っていただきます。そこにはご自分の親子関係に重なる問題も少なくないでしょう。自分は子育てに失敗したのではないかという心の痛みを和らげつつ,子どもさんが前向きの姿勢をしっかり取り戻されるまで,頑張ってください。




子どもさんに対する治療法として精神分析的個人精神療法を提供します。どの子どもさんにも必要であるとは限りません。また当院では行動療法,認知行動療法および合同家族療法は行いません。薬物療法は必要最小限に限定させていただきます。以上の治療法が適切ではないと判断する場合には他の適切な診療機関をご紹介させていただきます。




1.サイコエデュケーション「大人になるとは?」(5回)
2.精神分析的個人精神療法および集団療法
3.精神分析的夫婦療法(夫婦関係を改善したいと望まれる方に夫婦単位の治療を提供します。)





予約のお申し込みは電話でお願いします。
初診受付は,毎週木曜日,金曜日の12時15分から12時45分の間にお願いします。
なお当院では駐車場を準備しておりますので,車での来院を希望される方は,その旨,事前にお知らせください。

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皆川邦直(みなかわ くになお)

略歴
 慶應義塾大学医学部卒業,慶應義塾大学大学院修了(医学博士)
 米国ロヨーラ大学医学部精神科レジデンシー修了
 米国ミシガン大学医学部児童思春期精神科クリニカルフェローシップ修了
 財・東京都医学研究機構精神医学総合研究所,参事研究員,技術部長を経て,法政大学現代福祉学部教授

所属学会
 日本精神分析学会認定精神療法医,認定スーパーバイザー
 日本精神分析協会正会員,訓練分析家
 日本思春期青年期精神医学会運営委員
 日本集団療法学会認定スーパーバイザー
 国際精神分析学会正会員
 国際思春期青年期精神医学会評議員





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